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【2026年版】NISAポートフォリオの作り方完全ガイド — つみたて枠120万×成長枠240万の最適配分

新NISAのつみたて投資枠120万円×成長投資枠240万円をどう使い分ける?安定型・バランス型・積極型の3つのモデルPFと、具体的なETF・投信の組み合わせ例を紹介。

NISA ポートフォリオ設計 インデックス投資 リバランス

新NISAの枠組みをおさらい

2024年1月に始まった新NISA制度は、旧NISA・旧つみたてNISAを統合した恒久的な非課税投資制度です。まずは3つの数字を押さえましょう。

  • つみたて投資枠: 年間120万円 — 金融庁が指定した投資信託・ETFのみ購入可能。長期・積立・分散投資に適した商品が対象
  • 成長投資枠: 年間240万円 — 個別株・ETF・投資信託など幅広い商品を購入可能。つみたて枠の対象商品も購入できる
  • 生涯投資枠: 1,800万円(うち成長投資枠は1,200万円まで) — 売却すれば翌年に枠が復活する

つみたて投資枠と成長投資枠は併用可能です。年間合計360万円、月あたり30万円を非課税で投資できます。

モデルポートフォリオ 3パターン

投資経験やリスク許容度に応じて、3つのモデルPFを紹介します。いずれもつみたて枠120万円 + 成長枠240万円 = 年間360万円をフル活用する前提です。年間投資額が360万円に満たない場合は、比率を維持したまま金額を調整してください。

パターン1: 安定型(リスク許容度: 低)

投資歴1年未満、または暴落時に-20%の含み損に耐えられない方向け。世界分散インデックスを軸に、債券でリスクを抑える構成です。

  • つみたて枠(120万円): eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)100%
  • 成長枠(240万円):
    • eMAXIS Slim 先進国債券インデックス — 120万円(50%)
    • eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)— 80万円(33%)
    • eMAXIS Slim 国内債券インデックス — 40万円(17%)

株式と債券の比率は約55:45。暴落時の最大下落幅は-15%程度に抑えられます。リターンは控えめですが、「夜ぐっすり眠れるPF」を目指す方に適しています。

パターン2: バランス型(リスク許容度: 中)

投資歴1〜3年、-30%の含み損は許容できる方向け。株式中心にセクター分散を効かせた構成です。

  • つみたて枠(120万円): eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)100%
  • 成長枠(240万円):
    • eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)— 100万円(42%)
    • eMAXIS Slim 先進国株式インデックス — 60万円(25%)
    • iシェアーズ MSCI ジャパン高配当利回り ETF — 40万円(17%)
    • eMAXIS Slim 先進国債券インデックス — 40万円(17%)

株式と債券の比率は約89:11。全世界株式をコアに、S&P500と日本高配当でリターンの上乗せを狙います。配当収入も得られるため、投資を「体感」しやすい構成です。

パターン3: 積極型(リスク許容度: 高)

投資歴3年以上、-40%の含み損にも動じない方向け。成長株 + テーマ型を組み合わせた攻めの構成です。

  • つみたて枠(120万円): eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)100%
  • 成長枠(240万円):
    • eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)— 80万円(33%)
    • iFreeNEXT NASDAQ100 インデックス — 60万円(25%)
    • 個別株(米国成長株 or 日本高配当株)— 60万円(25%)
    • eMAXIS Slim 新興国株式インデックス — 40万円(17%)

全額株式の100%株式ポートフォリオ。テック偏重になりやすいため、セクター分散のモニタリングが重要です。個別株枠はNISAの非課税メリットを活かして、成長が見込める銘柄にピンポイントで投資します。

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ETF・投信の選び方 — 3つの判断基準

基準1: 信託報酬(コスト)

長期投資では信託報酬の差が複利で効いてきます。目安として年0.2%以下の商品を選びましょう。eMAXIS Slimシリーズは業界最低水準の信託報酬を維持しており、つみたて枠の定番です。

基準2: 純資産総額

純資産総額が大きいほど、繰上償還(ファンドの運用終了)リスクが低くなります。100億円以上を目安に選びましょう。eMAXIS Slim 全世界株式は純資産5兆円を超えており、この点で安心感があります。

基準3: 地域分散

S&P500一点張りは為替リスクと米国経済への過度な依存を伴います。全世界株式(オルカン)をコアに据えることで、約60カ国・数千銘柄への自動分散が実現します。

PFWiseでNISAポートフォリオを管理する

モデルPFを選んだら、実際に保有状況を入力してポートフォリオの健全性をチェックしましょう。PFWiseでは以下の手順でNISAポートフォリオを管理できます。

  1. CSVインポート — SBI証券・楽天証券・マネックス証券などのCSVファイルをそのまま取り込めます。複数証券会社のデータを自動マージするため、NISA口座と特定口座を一元管理できます
  2. PFスコアで健全性チェック — 9つの指標(分散度・セクター集中・コスト・配当安定性など)でポートフォリオを0〜100点で採点。「なんとなく不安」を数値で可視化します
  3. セクター分析 — GICSセクター別の配分比率をグラフで確認。テクノロジーに偏りすぎていないか、ディフェンシブセクターが不足していないかが一目でわかります
  4. 配分シミュレーション — 追加投資の最適な振り分け先を自動計算。目標配分との乖離が大きい銘柄に優先的に資金を配分するリバランス提案を受けられます

セクター分散とHHI指数でPFの健全性をチェック

NISAでインデックスファンドを中心に積み立てていると、「自分は十分に分散できている」と思いがちです。しかし、S&P500インデックスでもテクノロジーセクターが30%以上を占めており、個別テック株を追加するとセクター集中度が危険水準に達することがあります。

PFWiseのダッシュボードでは、HHI集中度指数を「分散度」スコアとして表示しています。

  • HHI 1,500未満(分散度スコア高): 十分に分散されたポートフォリオ
  • HHI 1,500〜2,500(分散度スコア中): 中程度の集中。上位銘柄の比率を確認
  • HHI 2,500超(分散度スコア低): 高集中で要注意。特定銘柄やセクターに偏りすぎ

バランス型・積極型のモデルPFを採用している方は、半年に1回はHHI指数を確認し、特定セクターへの偏りが大きくなっていないかチェックしましょう。

年1回のリバランス手順

NISA口座でのリバランスは、売却すると非課税枠を消費するため、追加投資によるリバランスが基本です。

  1. 現状把握 — PFWiseで保有銘柄の時価評価と配分比率を確認
  2. 目標比率との乖離を確認 — PFスコアの「リバランス乖離」指標が5%を超えていたらアクション検討
  3. 追加投資の振り分け — 比率が低い資産クラスに新規資金を多めに振り向ける。PFWiseの配分シミュレーションで最適な金額を自動計算
  4. 年末の棚卸し — 12月に翌年のNISA枠復活を見据えて、大きな乖離がある場合のみスイッチング(売却→買い直し)を検討

リバランスの頻度は年1回で十分です。それ以上頻繁に行っても、取引コストと手間に対してリターンの改善効果は限定的です。

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