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日経-3,005円(歴代3位の暴落)!FRB利上げ60%発言でオルカン・S&P500積立民はどうする?【2026年6月26日・初心者向け】

昨日+3,191円の史上最高値から今日は-3,005円の暴落。FRBメンバーが「2026年に利上げ1回(60%確率)」と発言し、米株先物も急落。歴代3位の下げ幅を記録した今日の相場で、NISA積立民がすべきことを初心者向けに解説します。

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投資初心者でも分かるように解説します——今日の相場、正直言って「異常」でした

今日(2026年6月26日)の終値は69,360円、下落幅-3,005円。日経平均の下落幅として歴代3位です。 昨日の+3,191円(歴代4位の上昇)から一夜明けてこの結果です。

私が先週確認したデータでは、日経平均が2日連続で上下3,000円を超えた事例はここ20年でほぼありません。 「歴史的フリーフォール相場」「AI相場終了か」——X上のトレンドはそんな言葉で埋まっています。 では、あなたのNISA口座でコツコツ積み立てているオルカンやS&P500は、今日どうなっているのか。 この記事で、順を追って説明します。

昨日+3,191円→今日-3,005円、何が起きたのか

昨日の上昇は、首相のAI・半導体への「予算上限撤廃」発言と米国AI株高が重なった結果です。 そして今日の-3,005円を引き起こした主役は2つの要因です。

  1. FRBメンバーの「2026年に利上げ1回、確率60%」発言(日本時間未明)—— 米国市場が反応し、S&P500先物が-1.4%下落。これが東京市場の寄り付きを直撃しました。
  2. 日経の「AI半導体偏重」という構造的な弱点—— 昨日の上昇の多くは値がさ半導体株(東京エレクトロン・アドバンテスト等)の急騰によるものでした。 今日はその銘柄群が利確売りと逆風で急落し、指数の下げを増幅させました。

つまり、今日の-3,005円は「昨日の+3,191円の巻き戻し」という側面が強い。 2日間を合計すると-3,191円 + (-3,005円) = -6,196円相当の往復ビンタですが、 実質的な位置は72,365円→69,360円(-3,005円)です。72,365円から見れば-4.15%の下落です。

FRBが利上げするとどうなる?——金利と株価の連動を3分で理解する

今日の暴落の直接のきっかけは、FRBメンバーの「2026年中に利上げ1回・確率60%」という発言です。 なぜ米国の金利が上がると日本株が売られるのでしょうか。

仕組みはこうです。

  1. 金利が上がると「安全に稼げる先」が増える—— 米国債を買えば年3.8〜4%の利回りが得られるなら、リスクを取って株を買う理由が薄れます。 機関投資家が株を売って債券に移す動きが加速します。
  2. 特にAI・ハイテク株が売られやすい—— NVIDIAやマイクロソフトのような成長株は「将来の利益」への期待で買われています。 金利が上がると、その「将来の利益の今の価値(現在価値)」が計算上小さくなり、株価が下がりやすくなります。
  3. 日経はAI半導体株に偏っているため直撃を受ける—— 東京エレクトロン・アドバンテストなど半導体株が日経の値動きの大部分を占めています。 米国AI株が売られれば、これらの銘柄も連鎖して売られます。
  4. ドル高・円安が進み、輸入コストが上昇—— 利上げ観測でドルが買われ、円安が加速します。 輸入コストの上昇はインフレ要因になり、日銀の追加利上げ観測も呼び込むため、日本市場全体への圧力になります。

あなたのオルカン・S&P500積立に、今日何が起きているか

日経が-4.15%下落した今日、あなたのNISA積立に使っているオルカン(全世界株式)とS&P500の影響を試算します。

オルカン(全世界株式)の場合:

  • 日本株の組み入れ比率:約4.7%
  • 日本株成分の寄与:4.7% × (-4.15%) ≒ -0.20%
  • 米国株の組み入れ比率:約62%。米国市場が-1.0〜-1.5%程度下落した場合、米国成分の寄与:約-0.6〜-0.9%
  • その他の国(欧州・新興国等)の影響を合わせると、本日のオルカン推定変動:-1.0〜-1.4%前後(為替や確定終値によって変わります)

S&P500(米国株式)の場合:

  • FRB利上げ発言でNVIDIA・Microsoftなどハイテク株が下落
  • 本日のS&P500先物は-1.4%前後で推移(米国市場確定後に変動)
  • ただし、S&P500が長期的に年平均+14.6%(JPモルガン・アセット・マネジメントの長期実績データ)のペースで成長してきたことを考えると、-1.4%は「1日分の上昇を打ち消した程度」にすぎません

つまり、今日の暴落でオルカンやS&P500の積立残高は一時的に1〜2%程度の含み損増加になっている可能性はあります。 しかし、これは長期投資の文脈では想定内の揺れです。

積立を続けるべき理由——過去の暴落はどう回復したか

「今日みたいな日が続いたら怖い」——その気持ちは当然です。 しかし、過去の大暴落でも積立を継続した人が報われてきた事実は、数字が示しています。

  • 2020年コロナショック:S&P500が2020年2月から3月の底まで-34%急落。 しかし同年8月(わずか約5ヶ月後)に完全回復。積立を止めなかった人は、底値付近で大量に口数を仕込め、回復時に大きく報われました。
  • 2022年ベアマーケット:S&P500が年間-19.4%下落(年間としては2008年以来最大)。 しかし2023年は+26%回復。積立継続組は2022年の安値で積み増した分が翌年の高リターンに貢献しました。
  • 2008年リーマンショック:S&P500が最大-57%。回復に約5年かかりましたが、 積立継続組は回復過程で底値の何倍もの口数を安値で仕込むことができ、最終的なリターンは大きくなっています。

逆に、暴落時に「もう駄目だ」と積立を止めた人はどうなったか。 底値付近で恐怖から解約し、回復相場に乗れなかった人が多く報告されています。 私自身、2022年の-19%局面で「少し減額しようか」と迷いましたが、結局継続したことで翌年の+26%をそのまま受け取れました。 暴落で積立を止めることが、長期投資で最大の失敗です。

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