あなたのNISA、1銘柄に偏ってない?集中度を1分で数値チェック
ハーフィンダール・ハーシュマン指数(HHI)で保有銘柄の集中リスクを定量分析。PFWiseの分散スコアが内部で使用するHHI計算ロジックと活用法を詳しく解説。
HHI指数とは何か
ハーフィンダール・ハーシュマン指数(HHI: Herfindahl-Hirschman Index)は、もともと市場の競争度を測るために開発された指標です。各企業の市場シェアの2乗を合計して算出します。
この指標を投資ポートフォリオに応用すると、保有銘柄の集中度を数値化できます。「分散しているつもりだけど、本当に分散できているのか?」という疑問に、定量的な答えを出せるのがHHI指数の強みです。
HHI指数の計算方法
ポートフォリオのHHI指数は、各銘柄の保有比率(%)の2乗を合計して算出します。
HHI = Σ (各銘柄の比率%)^2
例えば、3銘柄をそれぞれ50%、30%、20%保有している場合:
HHI = 50^2 + 30^2 + 20^2 = 2500 + 900 + 400 = 3,800
HHI指数の解釈
- 1,500未満 — 分散が十分(低集中)
- 1,500〜2,500 — 中程度の集中
- 2,500超 — 高集中(要注意)
- 10,000 — 1銘柄に100%集中(最大値)
PFWiseでのHHI指数の活用
PFWiseのポートフォリオスコアでは、HHI指数を「分散度」スコアの算出に使用しています。内部的には以下のロジックで0〜100のスコアに変換しています:
- 保有全銘柄の比率からHHI指数を計算
- 銘柄数に応じた理想的なHHI値(均等配分時の値)と比較
- 実際のHHI値が理想値に近いほど高スコア
実践例: HHI指数で集中リスクを発見する
「10銘柄持っているから十分に分散できている」と思っていても、上位2銘柄で60%を占めていたらHHI指数は2,000を超える可能性があります。
PFWiseのダッシュボードでPFスコアの「分散度」が低い場合は、HHI指数が高い=集中リスクがあるということ。上位銘柄の比率を下げるか、新たな銘柄を追加して分散度を改善しましょう。
集中リスクを理解する(関連書籍)
敗者のゲーム
チャールズ・エリス
集中リスクを避けて市場に留まる重要性を説く名著。HHI指標と合わせて読むと腑に落ちる。
通勤中に投資本を「聴く」という選択肢
Amazonが運営するオーディオブックサービスAudibleは30日間無料体験可能。紹介した投資本の多くがラインナップにあり、通勤・家事・運動中のスキマ時間にインプットできます。体験期間中に解約すれば料金は発生しません。